2014年9月9日火曜日

インカレ2回戦 対中京学院大学

中央 0000000 0
中学 200200× 4

中央大学スタメン

1 植西(二)
2 寺本(中)
3 平野(三)
4 森添(DP)
5 冨士(遊)
6 近藤(右) →芝(打)
7 井原(捕) →本山(打)
8 渡邊(一)
9 安藤(左) →山田(打) →安藤(再左)
FP 川村(投)

バッテリー
川村-井原

一回表
先攻で臨んだ重要な初回の攻撃、1番植西が四球で出塁し、先制点への期待が高まります。しかし後続が打ち取られ、ランナーを得点圏に進めることが出来ません。
この回無得点です。

一回裏
初球、先頭打者が放った打球はセンター前に抜けるかと思われましたが、ショート冨士が横っ飛びで伸ばしたグラブに吸い込まれ、ショートライナーとなります。テンポ良く次の打者を打ち取り二死となりますが、死球で走者を出します。さらに続く4番打者にツーランホームランを浴び、2点を先制されます。
この回2失点です。

二回表
先頭の冨士が内野安打で出塁し、セカンドゴロの間に二塁へ進み、さらにワイルドピッチで一死三塁のチャンスを迎えます。しかし、相手投手のキレのあるドロップ、コーナーを突くコントロールの前に後続が連続三振に倒れます。
この回無得点です。

二回裏
一死からレフトヒットを打たれ、さらに送りバントを決められますが、川村が落ち着いて処理し、二死二塁となります。このピンチで相手打者にファールで粘られますが、サードゴロに打ち取りピンチを脱します。
この回無失点です。

三回表
この回は簡単に二死を取られますが、寺本がセーフティバントで泥臭く出塁します。さらに盗塁を決め、二死二塁のチャンスを作りますが、得点なりません。
この回無得点です。

三回裏
先頭打者に高めを捉えられ、ヒヤリとする当たりでしたが、近藤がライト深いところでキャッチし、一死となります。その後は危なげなくアウトを重ね、この試合始めて三者凡退に打ち取ります。
この回無失点です。

四回表
先頭の森添の打球はショートの軽快な動きに阻まれ、一死となります。さらに後続も打ち取られ、三者凡退に抑えられます。
この回無得点です。

四回裏
一死から連打で一二塁のピンチを迎えますが、ライトフライで二死となります。ここでライト線へ切れていくフライが上がり、近藤がなんとか追いつきグラブを伸ばしますが、無情にも打球はグラブを弾き、ライト線を転々とします。その間に2者が生還し、痛恨の追加点を奪われます。尚も二死三塁のピンチが続きます。ここで意表を突くセーフティバントを仕掛けられますが、一塁への送球の間に三塁走者がホームへ突入し、これを植西がキャッチャー井原へストライク返球を送りタッチアウトとします。
この回2点を追加されます。

五回表
追加点を貰い勢いに乗る相手投手の前に、井原、渡邊が連続三振に倒れます。ここで代打の切り札山田を打席に送りますが、流れは変えられず三者凡退に抑えられます。
この回無得点です。

五回裏
代打山田→安藤レフトRE
二死からライト前に良い当たりを放たれますが、近藤の好捕により三者凡退でこの回を乗り切ります。
この回無失点です。

六回表
試合が終盤に差し掛かりチームに焦りの雰囲気が漂いますが、この回もランナーを出すことが出来ず、三者凡退に抑えられます。
この回無得点です。

六回裏
相手が代打攻勢を仕掛けますが、前の回に続き三者凡退に抑え、最終回の攻撃に繋げます。
この回無失点です。

七回表
一死から冨士がセンター前ヒットで出塁し、代打芝は8球粘った末にフルカウントにもつれますが、三振に倒れます。二死と追い詰められ、代打本山が4年間の思いを込めて打席に立ちますが、放った打球はショートフライに終わり、試合終了となります。

《戦評》
相手投手の好投の前に3安打完封負けを喫する結果となりましたが、序盤のチャンスをものに出来なかったことが明暗を分けました。
初回の先頭植西の出塁、2回冨士の安打から一死三塁のチャンス、3回寺本のセーフティ、盗塁で作った二死二塁のチャンス。このうち一つでも得点出来ていたらまた違う展開になっていたと思われます。
チャンスを活かすことが出来なかった中大とは対照的に、相手チームは得点したイニング以外は1安打に抑えられたものの、ホームランとこちらのミスで得点を重ねました。
インカレで勝ち進み、優勝するためには、全国の強豪相手に5戦戦って5勝することが求められます。そういった意味で、インカレで勝ち進むことの厳しさを去年に続き、実感しました。新チームになってからは、10回戦ったならば10回勝てるチーム、トーナメントで負けない、勝ち上がれるチームを目指して日々の練習に取り組んでいきたいと思います。

《総括》
インカレベスト4という長年の目標達成に大きな期待がかかる中臨んだ今大会でしたが、二回戦敗退、ベスト16という結果に終わりました。去年の先輩たちが破ることができなかった、二回戦突破という壁の厚さを実感し、来年こそはさらに上へと勝ち進む事が出来るよう、新チーム一同精進していくことを決意しました。

最後に、このチームを応援して下さった全ての方々に感謝しています。
遠方からグランドに駆けつけて下さった父兄、ご家族の方々や先輩方の熱いご声援が私たちの力になりました。
そして、日頃からFacebookでソフトボール部の活動を気にかけ、コメントを寄せて下さり、寄付などの支援で私たちを支えてくださるOBの方々、どうぞこれからも応援よろしくお願いします。

インカレ1回戦 対立命館大学

立 2000000 2
中 0001002× 3

3-2 勝ち

2点を先制され、3回まで2安打に抑えられる苦しい展開でしたが、4回に井原のタイムリーで1点を返します。また2回からは、川村が相手打線を1安打に抑える好投で味方の援護を待ちます。
そして1点差で迎えた最終回、先頭の山田がショートの悪送球を誘い、二塁走者に安藤が入ります。
無死二塁で植西の内野安打となった打球がセンター前に抜け、一気に安藤が同点のホームを踏みます。
故意四球で満塁となり、勝負を決めたのはここまで1失策を記録している冨士でした。カウント2-2と追い込まれましたが、痛烈な打球がレフト前に抜け、自分のミスを取り消すサヨナラ打となりました。